たが、この時点ではBはFちゃんとどうこうなろうなどとは、これっぽっちも思っていなかった。ただ楽しい時間を過ごす事ができた、それだけの筈だった。あの一言を言われる迄は・・・
品物を抱えたAが戻り、品物の場所をチェックし終えたKちゃんも暫らくして戻ってきた。後に「なんかいい感じだった」と言わしめるほどBとFちゃんは楽しそうに見えたという。
四人はお茶の後、買い物を済ませ、Aの車に荷物を満載(ドアが閉まらないんじゃないかと思ったほど)して、Kちゃんの新居を目指し車を走らせた。