続き

「着いたの?わかった〜、んじゃ、俺行くから。」Bはそそくさと立ち上がり、そして消えて行った。
「?? 何事?」と私。「覚えてない?北斗星で出掛けようとした話。」とA。(以降、私とAの会話)「あぁ〜、宮城の地震でポシャった奴。出発二日前にキャンセル喰らった奴な。思い出した、〜。それが何?」
「いまの電話がその相手。奴の店で会ってるハズだよ、常連って言ってたから。」
「常連って言ったってオッサンとオバハンしかいねぇぞ?」
「だからそれよ!」
「どれよ?」
バツ1 子持ち 50オーバーらしいよ。」
「マジで?」
「しかも相手よりその子供の方が俺達に歳が近いって。」
「幾つよ?その子供。」
「38」
「・・・・・洒落になってねぇよ。」
「マジらしいよ。」
「・・・・・・・・・・・」