2008-12-22 ■ 「ウィース」 部屋に入るがいつもと変わった様子はない。 いつもの三人が火燵でおでんをつついているだけだ。 いきなり本題に入るのも何なんで、勧められるままにおでんをつつく。 暫くして、Aに電話の真意を聞こうとするとあからさまにBが遮る。 そんなことが二、三度続いたその時、Bの携帯からふざけた着メロが流れ出す。 羞恥心。 彼に最も必要であろう。と、後で三人が三人とも思うことになるのである。