自動製氷の罠

うちの冷蔵庫は自動製氷してくれる。氷がいっぱいになれば。製氷皿の氷を落とさず水の補充もしない。ハズである。
しかし、たまたま貯氷量検知レバーのところだけ氷がなかったらしく製氷皿から氷を落とすべく作動したところ、
それ以外のところは氷がいっぱいだったので皿から氷を落とすことが出来なかったらしい。
皿に注がれるはずの水は当然収まりきらずあふれ、貯氷室へと流れる。流れた水は貯氷室の氷を融かし一体化しながら再度凍る。
それが何度か繰り返された為、貯氷室は氷の山ができ、製氷皿は氷を落とすことができなくなるほど氷がこびりついた。
他のヤツは分からないが、うちの冷蔵庫は自動製氷の製氷皿を外すことができない。
製氷皿の氷を融かす為には電源を落とすしかないが、冷凍物その他を犠牲にする訳にはいかないのでその方法は却下。
製氷皿掃除ボタンを押すことによって皿を視認することができることが分かった為、その操作を数回繰り返し降りてきた僅かな時間で製氷皿をそっとねじったりしてなんとか氷を除去することができた。
その間、冷蔵庫は閉め忘れアラームがピーピー鳴りっぱなしで五月蝿い。
分かってやってんだから少し黙ってろよ、などと思いつつやってる脇でむすめさんが「おとうさん、冷蔵庫に怒られてる〜」などと笑っているし・・
散々だ。