荷物と人を満載したリッターカーは順調に走り、都内のKちゃんの新居に到着した。*1
四人は荷物を部屋に運び始めた。二階なのでエレベーターを使わず階段で・・
思った以上に数があったのと、小物の片付けで徐々にバラけて運ぶようになっていった。
何度目か、車の戻ったBにFちゃんが声をかけた、「ちょっと休憩しましょ。」その手には缶コーヒーが2本だけあった。
Fちゃんから缶コーヒーを受け取りBとFちゃんは1mほどの高さのブロック塀に並んで腰掛けた。
「なんか単なる引っ越しの手伝いみたいになっちゃってゴメンね〜」
「いや、IKEAも結構面白かったし、自分だけじゃ行かないしね。」
5分くらい休憩したろうか。
「コーヒーごちそうさま。さて運んじゃおうか。」
「あの・・・・Bさん。今度アフターとかじゃなくて、プライベートで逢えませんか?」

*1:自宅をこんな奴に簡単に教えちゃって大丈夫か?って思ったのは私だけ?