着いてみるとCも来ていた。どいつもこいつもヘンに時間に融通が利くもんだから始末に負えない、しかも物見高い。自分はどうなんだと言われれば一言もないが。
早速、本題に入ろうする。「こんな時間に呼び出すとはさぞや大事なんだろうな?」

Aはなかなか話しださない。焦れたBから軽い蹴りが入る。
どうやらBもCも話を聞いていないらしい。ようやくぼそぼそと話し始めた。「彼女ができた。」と。
めでたい事ではあるがそんなノロケ話の為に呼び出されたと思った3人は「良かったじゃねぇか」の言葉とは裏腹にふざけんなとばかりに、強烈な蹴りやパンチを見舞う。
しかし、どうも様子がおかしい。ノロケ話ではないらしい、空になったコップに酒を注ぎ話を促す。